せっかく網戸の網を交換しようと購入したのに、いざ張ろうとしたら「サイズが合わない！」という事態に直面することがあります。網のサイズが合わないと、隙間から虫が入ったり、うまく張れなかったりして非常に困ります。今回は、網戸の網のサイズが合わない場合の対処法について解説します。まず、購入した網が「小さすぎた場合」です。この場合は残念ながら、その網を使用することはできません。無理に引っ張って張ろうとしても、たるみが生じたり、網戸枠の溝から外れてしまったりする原因になります。この場合、新しく適切なサイズの網を購入し直すしかありません。購入前に網戸枠のサイズを複数回測り、少し余裕を持たせたサイズを選ぶことが、失敗を防ぐ最も重要なポイントです。次に、購入した網が「大きすぎた場合」です。この場合は、適切なサイズにカットして使用できます。網戸の枠に網を仮止めし、網を張る溝に合わせて余分な部分をカッターナイフなどでカットします。この際、網を張る溝にしっかり収まるように、少しずつ慎重にカットしていくのがコツです。一度に大きくカットしすぎると、今度は網が足りなくなる可能性があるので注意が必要です。カットする際は、網戸の張り替えに使う専用のローラーやクリップなどを活用すると、作業がしやすくなります。網戸の張り替えは、網戸のゴム（押さえゴム）を溝にしっかりと押し込みながら行います。網が大きすぎても小さすぎても、この押さえゴムがうまく機能しないことがあります。もし、網を張っても隙間ができてしまう場合は、押さえゴムの太さが合っていない可能性もあります。新しい網の厚みに合わせて、押さえゴムも適切な太さのものを選ぶ必要があるかもしれません。網戸の網のサイズが合わないトラブルは、事前の正確な測定と、適切なサイズの網と付属品（押さえゴムなど）の準備でほとんど防げます。万が一合わなかった場合でも、焦らず適切な対処法で対応しましょう。