部屋の模様替えをしようとした時、「ここに本棚を置きたいのに、窓があるから置けない」「テレビをこの壁面に置くのがベストだけど、窓が邪魔でしっくりこない」。そんな風に、窓の存在が原因で、思うような家具のレイアウトができずに悩んだ経験はありませんか。住まいの快適性は、間取りだけでなく、家具が機能的に、そして美しく配置されているかどうかにも大きく左右されます。もし、窓が原因で家具の配置に制約が生まれているのであれば、「窓をなくす」というリフォームが、その悩みを解決し、空間の可能性を大きく広げるきっかけになるかもしれません。窓がある壁面には、当然ながら背の高い家具を置くことはできません。置けたとしても、窓の半分を塞いでしまうような形になり、見た目にも美しくありません。結果として、家具を置ける壁面が限られてしまい、窮屈で使い勝手の悪いレイアウトにならざるを得ないケースは少なくありません。特に、リビングのような広い空間では、ソファやテレビボード、収納棚といった大型家具の配置が部屋全体の印象を決定づけます。ここに窓があることで最適な配置ができないと、動線がスムーズでなくなったり、空間にまとまりがなくなったりしてしまいます。このような場合に、戦略的に窓をなくして壁面を増やすことで、家具レイアウトの自由度は飛躍的に高まります。例えば、リビングの壁の一面をすべて壁にすることで、そこに大型の壁面収納やテレビボードをすっきりと収めることが可能になります。収納量が増えることで部屋が片付き、見た目にも統一感のある美しい空間が生まれます。寝室においても、ベッドのヘッドボードを置きたい壁に窓があると、落ち着かない配置になりがちです。窓をなくせば、部屋の中央にベッドを堂々と配置することができ、ホテルのようなシンメトリーで安定感のあるインテリアを実現できます。また、書斎や子供部屋では、壁一面に本棚やデスクを造り付けることで、機能的で集中できる空間を作り出すことができます。もちろん、採光や通風は重要な要素であり、むやみに窓をなくすべきではありません。しかし、家の中には、隣家が迫っていてほとんど光が入らない窓や、防犯上開けっ放しにできない窓など、その役割を十分に果たせていない窓も存在します。