DIYで網戸の網を交換しようと考える方は多いでしょう。自分で交換すれば費用を抑えられますが、失敗しないためには「網のサイズ選び」が非常に重要です。今回は、DIYで網戸の網を交換する際のサイズ選びのコツについてご紹介します。まず、網戸の網のサイズには、大きく分けて「網戸枠に合う網自体の寸法」と「網の目の細かさ(メッシュ数)」の二つがあります。どちらも正確に選ぶ必要があります。網自体の寸法を測る際は、必ず網戸本体を外し、古い網を剥がしてから、網を張る「溝の内側の寸法」を測るようにしましょう。メジャーを使って、網戸枠の内側の幅と高さを、それぞれ複数箇所(上、中、下など)で測り、最も大きい数値を採用します。これは、網戸枠が長年の使用で歪んでいる可能性があるためです。測った寸法よりも、少し大きめの網を購入するのが基本です。目安としては、幅・高さともにプラス3~5cm程度の余裕を見ておくと良いでしょう。網を張る際には、テンションをかけながら固定するため、この余裕が作業のしやすさに繋がります。小さすぎると網が足りなくなり、張り直しが必要になります。次に、メッシュ数選びです。一般的な網戸の網は18メッシュが標準ですが、用途によって最適なメッシュ数は異なります。例えば、小さな虫(ユスリカ、コバエなど)の侵入を徹底的に防ぎたい場合は20メッシュや24メッシュを選びましょう。花粉症対策には、さらに目の細かい高性能な網(30メッシュ以上)が推奨されます。ただし、メッシュ数が細かくなるほど、風通しが悪くなるというデメリットも考慮してください。風通しを優先する場所には標準的なメッシュ数を、機能性を優先する場所には目的のメッシュ数を選ぶなど、バランスが大切です。また、網の素材選びも重要です。ポリエステルやグラスファイバーなど、素材によって耐久性や張りのしやすさが異なります。DIY初心者であれば、比較的張りやすいグラスファイバー製がお勧めです。サイズ選びのコツを押さえることで、DIYでの網戸の網交換を成功させ、快適な網戸生活を手に入れましょう。
DIYでの網戸の網交換!サイズ選びのコツ