長年使い続けてきたキッチンの設備の中でも、特に汚れが溜まりやすく、掃除の負担が重いのが換気扇です。かつての深型レンジフードは、分厚いフィルターにベタベタの油汚れが吸着し、それを洗剤液に浸け置きしてはブラシでこするといった重労働が不可欠でしたが、最新のレンジフードリフォーム事情に目を向けると、その進化には目を見張るものがあります。現代の主流となっているのは、フィルターそのものを取り払ったノンフィルタータイプです。このタイプは、高速回転する円盤状のパーツが油分を遠心力で弾き飛ばし、専用のオイルトレーに集める仕組みになっています。オイルトレーに溜まった油を捨てるだけで済むため、これまでの苦労が嘘のように軽減されます。さらに、ファンそのものを十年間掃除不要と謳うモデルまで登場しており、レンジフードはもはや汚れるのが当たり前の設備ではなくなっています。リフォームを検討する際には、こうした清掃性の向上だけでなく、省エネ性能にも注目すべきです。最新のモデルに搭載されているDCモーターは、従来のACモーターに比べて消費電力を大幅に抑えることが可能で、強運転であっても非常に静かです。また、コンロと赤外線で連動する機能も普及しており、点火すれば自動で換気が始まり、消火すればタイマーで数分後に自動停止します。これにより、換気扇の消し忘れを防ぐとともに、調理中の手間を最小限に抑えることができます。レンジフードの交換は、キッチンの見た目をスリムでモダンな印象に変えるだけでなく、家事の時間を大幅に短縮し、精神的なストレスを解消してくれる投資価値の高いリフォームと言えるでしょう。施工時間は数時間程度で終わることが多いため、日々の生活を止めることなく、劇的な変化を実感できるはずです。まずは自分のキッチンのサイズやダクトの位置を確認し、理想の機能を選び抜くことが大切です。特に、オイルスマッシャーという機能は、一分間に一千五百回転するディスクが煙に含まれる油分を約九十パーセントカットしてくれるため、内部のファンにはほとんど汚れが到達しません。この技術により、大掃除の際にファンを外して洗うという工程そのものが過去のものになろうとしています。また、整流板という板が吸い込み口を覆っているデザインは、空気の吸い込み速度を加速させる効果があり、煙を逃さずキャッチする能力も向上しています。このように、最新のレンジフードリフォームは、清掃性、省エネ、デザイン、そして換気能力のすべてにおいて、従来の製品とは一線を画す性能を誇っています。
最新レンジフードリフォームが変えるキッチンの常識